ライオンズクラブとは

ライオンズクラブとは、世界最大の奉仕団体です。
現在、210ヵ国以上に約50,000のライオンズクラブがあり140万人を超える会員が活動しています。
日本には2,800以上のクラブに10万人が在籍し、それぞれの地域において薬物乱用防止教育や青少年育成事業、災害支援や安全対策など、人々の安全と健康のために多様な活動を行っております。
ライオンズクラブは2017年で100周年を迎え、今後更に大きく活動を続けていきます。

「ニーズがあるところに、ライオンズがいる」
「一人ではできないことが、多くの仲間がいるからできる」

ライオンズクラブスローガン

Liberty Intelligence Our Nation's Safety
(自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる)

「ライオンズ」の名称は、創立者メルビン・ジョーンズによって名付けられましたが、第3回大会での若い弁護士の「ライオニズムの力」と題してのライオンズの名に触れたスピーチの一節、一我々市民としての真の意義と基盤を表すもの。すなわちL(Liverty)I(Intelligence)O(Our)N(Nation's)S(Safety)―この文字の組み合わせがスローガンと採択されました。

ライオンズクラブのモットー

We Serve(われわれは 奉仕する)

人では何も出来ませんが、沢山のメンバーが集まると大きな奉仕事業が出来ます。

ライオンズクラブの歴史

ライオンズクラブ国際協会は、1917年、アメリカのシカゴ市で誕生しました。創立メルビン・ジョーンズは実業家の団体が単なる商売上の、あるいは社交上の集まりにとどまらず、社会のための有益な団体にならないかを考えて各種団体に呼びかけ、社交奉仕団体の結成を計画しました。ここに正式に「ライオンズクラブ国際協会」が結成されました。1920年、カナダのオタリオ州ウインザー市にアメリカ国外第1号のライオンズクラブが結成され、名実ともにこのとき、協会は「ライオンズクラブ国際協会」になりました。日本では、1952年(昭和27年)3月、フィリピンのマニラ・ライオンズクラブによって、東京ライオンズクラブが誕生し、その後、全国に約3千クラブが結成され、世界第3のライオンズ国となっています。

ライオンズクラブの主な活動

人道支援

安全で安価なワクチンで簡単に予防できるはしかで、毎日245人が亡くなっています。高齢者、障がい者、女性、孤児、及び社会的、経済的に困窮している人々といった、リスクにさらされ、弱い立場にいる人々を支えます。

災害援助

地球上では自然災害が年々増加しており、何の罪もない人々から家、仕事、命を奪っています。我々はいつどこで災害が起きても対応できるよう準備しています。

青少年支援

3人に2人の子どもが、いじめを経験しているとの報告があります。我々は質の高い教育や必要な医療の提供を通じて、健全な青少年育成に取り組んでいます。

小児がん

2分に1人の子どもが、がんと診断されています。我々は医療及び社会サービスを強化することにより、世界の小児がんの子どもの余命を伸ばし、子どもとその家族の生活を充実させています。

環境保全

2025年までに、世界人口の半数が暮らす地域で水不足となります。我々は世界各地で環境保全に取り組み、長期的に生態系と人々の暮らしを改善していきます。

食料支援

毎晩、8億2,000万人もの人々が空腹のまま眠りにつきます。我々は飢えに苦しむ人がひとりもいない世界を目指し、世界中で食料不足に対応できる様々なリソースやインフラの充実に取り組んでいます。